広報部では、社内報を作成し事業所内で配布しています。
打ち合わせをして内容を決めインタビューを実施したり、自分たちでPCを使って誌面の作成も行います。
point5実践的トレーニング
就職後のオフィス環境にスムーズに馴染めるように、ミラトレではトレーニングを行う環境や内容も「実践的」であることを重視しています。
ミラトレの各事業所は、一般的な事務系オフィスをイメージした内装で統一。支援員を上司に、他の利用者を同僚に見立てて、「擬似就労」に取り組みます。
本当の職場を意識した環境
ミラトレの事業所では、通所することを「出勤」、トレーニングを終えて家へ帰ることを「退勤」と呼びます。これは、就労移行支援の段階から「仕事をする、職場に行く」という意識を持つためです。
「トレーニングをする」「講座を受ける」と聞くと、専門学校のようなイメージを持たれる方もいらっしゃるでしょう。しかしミラトレは、皆さんが「はたらく力」を身につける場。学校に通うというより、職場で実務練習をするイメージに近いかもしれません。
グループワーク中心の「擬似
就労」で学んだことを実践!
擬似就労とは、ミラトレの事業所を一つの会社に見立て、総務部・広報部などいくつかの部署に分かれて実務に近い内容のトレーニングを行います。
擬似就労はグループで行うため、コミュニケーションが非常に重要。講座で学んだコミュニケーションスキルやビジネススキルをグループワークを通じて実践し、長くはたらくためのスキルを養います。 また得意なことや苦手なこと、課題が見つかりやすいのも擬似就労のメリットの1つです。課題が見つかったら、学んだ内容の復習をしたりスタッフと対処法を一緒に考えたりして改善をしていきます。学習と実践を繰り返すことで安定してはたらく力を高めていきます。
「擬似就労」をちょっと覗いてみよう!
管理部では、事業所内の備品・消耗品の管理や発注補助、見学・体験にいらっしゃる方の資料の準備等をしています。みんなで協力してチームワークを大切にしています。
総務部では、事業所内のイベントの準備や衛生管理、ダイレクトメールの封入封緘などをしています。企画したイベントで皆さんに楽しんでいただけることがやりがいにつながっています。
企業見学や企業実習で
はたらくイメージを具体的に
ミラトレとご縁のある企業に出向き、企業見学を実施したり短期間の実務体験を行うこともあります。
事務系の業務や作業系の業務など体験できる内容が多く、就職活動に入る前に自分に合った仕事内容を考えたり、はたらくイメージをつかむために活用いただけます。
面接だけではうまく自己アピールやコミュニケーションができない方でも、実習を通じて相互に理解が深まり、採用につながるケースもあります。
たとえばこんな実習があります
- オフィスや商業施設での清掃業務
- スポーツ施設で来場者へノベルティグッズ配布
- 各種データ入力・集計業務
- 工場内での検品・ピッキング作業
- 特例子会社の業務体験
- 郵便物の仕分け作業
- 資料作成業務
雇用側からの視点もアドバイス
私たちミラトレは、パーソルグループの特例子会社である「パーソルダイバース」が運営している就労移行支援事業所です。パーソルダイバースでは障害のある方々が多く活躍しており、多様な経験、能力、価値観を持つ社員が一緒にはたらくことでさまざまなノウハウを培ってきました。障害者の立場から考えることはもちろん、雇用者側からの視点も併せ持っていることは私たちの大きな強み。
パーソルダイバースの業務を実際に体験できる機会を設けたり、dodaチャレンジのキャリアアドバイザーが講師となる特別講座を実施するなど、障害者雇用の現場で求められる「はたらく力」をより具体的に示し、皆さまのスキルアップを多角的にご支援します。
卒業生に聞く!擬似就労の「ここが良かった!」
擬似就労を通じて、前職で体調不良になった理由に気が付くことができ、対策を考えるきっかけになりました。擬似就労がなかったら同じ理由で退職を繰り返していたと思います。
業務の進歩や完了時の報告、業務上での不明点があった際の相談など、仕事をする上で必要な「報連相」を実践的に学ぶことができました。
体調が不調の際にも無理をせず、自分のペースで業務をする方法を擬似就労を通して学べました。
はたらいたことがなかったので、擬似就労を通して就労の体験ができ、就職後のイメージを持つことができました。
前職までは失敗をすることが非常に恐かったのですが、擬似就労では失敗をしても怒られることなく、いろんなことにチャレンジでき、スキルや経験を積むことができました。
就労移行支援についての疑問、ミラトレに関するご質問やご相談など、
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資料請求や各事業所の施設見学も、こちらからお申し込みできます。