

就労移行支援について
就労移行支援とは、障害者総合支援法が定める障害福祉サービスの一つ。一般企業への就職を希望する障害者の方々が、必要な知識や能力を習得するために行われる支援です。
あなたの「はたらく意味」はなんですか?
あなたは、なぜはたらきたいと思うのでしょうか?
生活のため、やりがいのため、人とかかわりを持つためなど、仕事に求めるものは人それぞれ。就労を通じて将来的にどうなりたいか、何を得たいか、まずは「はたらく自分」を思い描いてみてください。
今、あなたが思い浮かべた理想。それを実現させるために、就労移行支援制度があるのです。
もし今、その理想から自分が程遠い場所にいると思えても、就労移行支援事業所でトレーニングを受けていただくことで不安は解消できます。さらに「トレーニングを受けた」という実績を得ることで、あなたは企業に対して「仕事ができる」と証明することができ、企業側もまた、安心してあなたを採用することができます。雇用する側・される側の両者にとって、就労移行支援そのものが安心材料になるのです。
就労移行支援事業所を知ろう
就労移行支援事業所は、「はたらく準備」を整えるためのさまざまな支援が受けられる場所。
就労移行支援を受けるには、こうした事業所に通う必要があります。具体的な支援内容や利用に際しての手続きなど、基本情報を下記にまとめました。
何ができる場所ですか?
就職に関する相談、就労に必要なスキルのトレーニング、就職活動サポート、そして就職後の定着支援が受けられる場所です。
どんな人が利用できますか?
どのくらいの期間通えますか?
原則として、最長で2年間通うことができます。はたらくスキルや準備が整えば2年以内でも卒業することができ、実際にミラトレでは、85%以上の利用者が1年半未満で卒業しています。
利用料金はかかりますか?
ミラトレの場合、9割以上の方がご負担なくご利用いただいております。前年度の収入により自己負担が発生する場合もございますので、あらかじめご相談ください。
利用に必要なものは?
ご利用の契約に際しては、下記のものをご用意ください。
- 福祉サービス受給者証
- 印鑑
- 障害者手帳(あれば)
※手帳がなくても医師の診断・定期的な通院があれば申請可能な場合があります。
就労継続支援との違いは何ですか?
いずれも障害者の雇用に関する支援ですが、就労継続支援(A型・B型)が「はたらく場そのものの提供」であるのに対し、就労移行支援は「就労に必要なスキルを身に付けるための支援」です。