2024年12月13日、就労移行支援事業所ミラトレ横浜にて、dodaチャレンジ所属のキャリアアドバイザーによる講座を実施しました。
テーマは「企業目線での障害配慮事項とは」。ご利用者様ご自身の課題と求める配慮の洗い出しをおこなったうえで、企業様から見たときに気を付けたいポイントを解説いただきながら、内容のブラッシュアップを行いました。

はじめに、ご自身の困りを把握するためには「自己理解」と「課題の洗い出し」が必要であると同時に、（1）自助努力で対応できそうなもの　（2）配慮いただくことで長期安定就労につながる要素であるもの　を振り分けていく必要があると解説いただきました。
就活に向けて準備段階の方からは、「洗い出しの重要性を感じることができた」、すでに応募書類の作成や修正に取り組んでいる方からは「いま一度、配慮事項をなぜ伝えるのかをベースに、（1）と（2）を区別することの大切さに気づくことができた」との声が寄せられました。

ワークの時間は例題を基に、なぜこの表現ではNGなのか、理由を考えて言語化する作業を行いました。ただNGな要因を書き出すだけではなく、「どのような表現に変えたら配慮を得ることができそうか」あるいは「配慮を求めるだけでなく、自助努力で対応できる手立てはないか」などにフォーカスし、分析していただきました。
「定着支援を活用する」や「訓練の中で発信する練習を行うことで対応できるようにする」などの意見もあり、ワーク内で行われた利用者様同士の意見交換からも、充実した様子を感じ取ることができました。

ミラトレでは、支援機関や特別支援学校に対する就労セミナー等も、無料でお引き受けしております。ご興味・ご相談がある方は、以下の「法人問合せ」よりお問合せください。

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