ミラトレノート
就労移行支援の
基礎
知識

就労移行支援を利用したいけれど、「生活費が心配」「お金がないから利用できない」と不安を感じている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、就労移行支援の利用料や、利用中に使える公的支援制度、お金がないときの相談窓口や対処法について詳しく解説します。
就労移行支援は収入を得る場ではありませんが、利用料は収入に応じて上限があり、生活費は雇用保険や障害年金などの公的制度で補える場合があります。お金の不安がある場合も、使える制度や相談窓口を確認したうえで利用を検討しましょう。
【この記事で分かること】
●就労移行支援の利用料・利用に必要なお金
●就労移行支援利用中に使える公的支援制度(雇用保険・傷病手当金・障害年金など)
●お金がないときの相談窓口や対処法
●お金が不安でも就労移行支援を利用するメリット
目次
-
・就労移行支援でお金はもらえる?
-
└就労移行支援で給料・工賃はもらえない
-
└工賃が出る就労継続支援A型・B型との違い
-
・就労移行支援でかかるお金は?
-
└就労移行支援の利用料金は?
-
└利用料以外で必要なお金は?
-
・就労移行支援に通っている間の生活費はどうする?
-
└生活費を支える制度の一覧表
-
└アルバイト・副業
-
└雇用保険(失業保険)
-
└傷病手当金
-
└障害年金
-
└家族からの援助・仕送り
-
└生活保護
-
└給付金や貸付金
-
・お金が不安でも就労移行支援を利用するメリット
-
└就職に向けて計画的に準備できる
-
└自分に合う仕事やはたらき方を見つけられる
-
└就職後も定着支援を受けられる
-
・お金に困ったときに相談できる生活困窮者自立支援制度
-
・お金がないときの対処法
-
└支出を減らして節約する
-
└やってはいけないこと
-
・【Q&A】こんな場合でも就労移行支援は利用できる?
-
└Q.アルバイトをしながら就労移行支援を利用できる?
-
└Q.生活保護を受給しながら就労移行支援を利用できる?
-
└Q.傷病手当金を受給しながら就労移行支援を利用できる?
-
└Q. お金がなくて就労移行支援を利用できるか不安です。まず何から相談すればいい?
-
・就労移行支援の利用に不安がある場合は「ミラトレ」にご相談ください
就労移行支援でお金はもらえる?
就労移行支援で給料・工賃はもらえない
工賃が出る就労継続支援A型・B型との違い
就労移行支援は、一般企業への就職を目指してスキルの習得を行う場です。一方、就労継続支援は、福祉的なサポートを受けながら実際にはたらく場という違いがあります。
※関連記事:「就労継続支援A型とは?利用方法や他サービスとの違いについて」
※関連記事:「就労継続支援B型とは?A型・就労移行支援との違いや事業所の選び方を解説」
就労移行支援でかかるお金は?
就労移行支援の利用料金は?
| 区分 | 世帯の収入状況 | 負担上限月額 |
|---|---|---|
| 生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
| 低所得 | 市町村民税非課税世帯(※1) | 0円 |
| 一般1 |
市町村民税課税世帯 (所得割16万円未満:※2) |
9,300円 |
| 一般2 | 上記以外 | 3万7,200円 |
※2 収入がおおむね670万円以下の世帯が対象になります。
※3 入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者は、市町村民税課税世帯の場合、「一般2」となります。
詳細はこちらのページをご覧ください。
※参考:厚生労働省「障害者の利用者負担」
就労移行支援利用中の生活費を補う方法について、以下で詳しく紹介します。
利用料以外で必要なお金は?
- 費用がかかるケース
●就労移行支援事業所に通うための交通費
●実習や面接に行くための交通費
●飲み物や昼食など食事代
●資格取得のための教材費や受験料
また、就労移行支援の利用とは関係なく毎月の生活費が必要となります。とくに一人暮らしの人は、家賃や光熱費、普段の食費などの生活費を確保した上で就労移行支援を利用しなければならないため注意が必要です。
就労移行支援に通っている間の生活費はどうする?
就労移行支援利用中の生活費を補う方法について、以下で詳しく紹介します。
生活費を支える制度の一覧表
| 制度 | 対象 | 内容 | 受給額(目安) |
|---|---|---|---|
| アルバイト・副業 | 原則、就労移行支援の利用者は対象外 | 就労移行支援に通いながら、はたらいて生活費の一部を補う方法 | 実際にはたらいた分の収入※原則不可。特別な事情がある場合のみ例外あり |
| 雇用保険(失業保険) | 離職前に雇用保険に加入していた人 | 求職活動中の生活を保障する国の制度 | 賃金日額の約50〜80% |
| 傷病手当金 | 健康保険加入者で、病気やけがではたらけない人 | 療養中の所得を補償する制度(雇用保険と併用不可) | 給与の約2/3程度(最長1年6カ月) |
| 障害年金 | 病気やけがで生活や仕事に支障がある人 | 障害基礎年金・障害厚生年金の2種類(雇用保険と併用可) | 等級や加入制度により異なる |
| 生活保護 | 他の方法で生活費を確保できない人 | 食費・光熱費・住宅費・医療費などを保障する制度 | 自治体や世帯人数により異なる |
| 給付金・貸付金 | 離職者や低所得世帯など(制度ごとに要件あり) | 住居確保給付金、総合支援資金、臨時特例つなぎ資金など | 制度により上限あり |
| 家族からの援助・仕送り | 家族の援助を受けられる人 | 家族から生活費などの援助を受ける方法 | 家庭内の取り決めによる |
※あくまで目安です。制度の詳細や最新の金額は、各窓口で確認しましょう。
アルバイト・副業
雇用保険(失業保険)
傷病手当金
支給終了後に雇用保険へ切り替えれば、最大で2年半ほど経済的な支援を受けられる場合があります。傷病手当金の支給には細かな要件がいくつかあるので、詳細は公式のサイトなどで確認しましょう。
※参考:全国健康保険協会「病気やケガで会社を休んだとき(傷病手当金)」
障害年金
家族からの援助・仕送り
生活保護
生活保護を受給するための条件や申請方法などの詳細は、お住まいの自治体に問い合わせてみましょう。
給付金や貸付金
| 制度 | 対象者 | 支給額 |
|---|---|---|
| 住居確保給付金 |
・離職から2年以内 |
・賃料月額相当(上限あり)を支給(原則3カ月間、最大9カ月まで延長可) |
| 総合支援資金 (生活福祉資金貸付制度) |
・低所得者世帯 ・失業や減収により生活が困窮している など |
・生活支援費の貸付(原則3カ月) ・住宅入居費の貸付 |
| 臨時特例つなぎ資金 |
・住居がない離職者 ・離職者を支援するための公的な給付制度または貸付制度を申請している など |
・上限10万円の貸付 |
お金が不安でも就労移行支援を利用するメリット
就職に向けて計画的に準備できる
自分に合う仕事やはたらき方を見つけられる
就職後も定着支援を受けられる
お金に困ったときに相談できる生活困窮者自立支援制度
- 主な支援内容
●自立相談支援
●家賃相当額の支給(住居確保給付金)
●6カ月~1年の就労支援
●就労訓練
●家計改善支援
●子どもの学習・生活支援
●一時的な衣食住の提供
お金がないときの対処法
支出を減らして節約する
やってはいけないこと
- やってはいけないこと
●ギャンブル
●リスクの高い投資(仮想通貨・FX)
●宝くじ
●カードローン(キャッシング)
●闇バイト
●闇金融 など
【Q&A】こんな場合でも就労移行支援は利用できる?
Q.アルバイトをしながら就労移行支援を利用できる?
Q.生活保護を受給しながら就労移行支援を利用できる?
Q.傷病手当金を受給しながら就労移行支援を利用できる?
Q. お金がなくて就労移行支援を利用できるか不安です。まず何から相談すればいい?
就労移行支援「ミラトレ」の見学予約・ご相談はこちらから
就労移行支援の利用に不安がある場合は「ミラトレ」にご相談ください
就労移行支援事業所「ミラトレ」では、障害のある方が自分らしいはたらき方を見つけ、長くはたらき続けられるようサポートしています。利用者の障害特性を理解した上で一人ひとりの課題や能力に配慮しながら、就職までの準備はもちろん、職場への定着までを総合的に支援します。
また、利用料金や利用できる公的制度についての相談にも対応しています。生活費や通所中のお金について不安がある場合も、一人で抱え込まずご相談ください。状況に応じて活用できる制度や支援を整理しながら、安心して就職を目指せるようサポートしています。
ミラトレの利用方法やサービスについて気になる方は、気軽にお問い合わせください。
監修者:戸田 幸裕(とだ ゆきひろ)
パーソルダイバース株式会社 人材ソリューション本部 事業戦略部 ゼネラルマネジャー
上智大学総合人間科学部社会学科卒業後、損害保険会社にて法人営業、官公庁向け営業に従事。2012年、インテリジェンス(現パーソルキャリア)へ入社し、障害者専門のキャリアアドバイザーとして求職者の転職・就職支援に携わったのち、パーソルチャレンジ(現パーソルダイバース)へ。2017年より法人営業部門のマネジャーとして約500社の採用支援に従事。その後インサイドセールス、障害のある新卒学生向けの就職支援の責任者を経て、2024年より現職。
【保有資格】
■国家資格キャリアコンサルタント
■障害者職業生活相談員
-
No.1

-
No.2

-
No.3

-
No.1

-
No.2

-
No.3





















