ミラトレノート
就労移行支援の
基礎
知識

対人恐怖症の症状があると、電話や会議、報連相など、人と関わる場面に強い不安や緊張を感じ、仕事を続けることがつらくなる場合があります。「自分に向いている仕事はあるのだろうか」「今の職場を続けるべきか」と悩む方もいるでしょう。
対人恐怖症の症状がある方にとって大切なのは、「人と関わらない仕事」を探すことではなく、自分が安心してはたらける職場環境や仕事の進め方を見つけることです。今の職場でできる工夫やセルフケア・受診、就労移行支援などの選択肢を知り、一人で抱え込まず、自分に合ったはたらき方を見つけていきましょう。
この記事では、対人恐怖症の症状がある方に向いている仕事や職場環境、仕事の負担を抑える対処法、就労移行支援などの選択肢をご紹介します。
対人恐怖症の症状がある方に向いている仕事は、人と関わらない仕事とは限りません。大切なのは、対人接触の頻度や業務内容、相談しやすい環境が整っているかどうかです。自分の特性に合った職場環境やはたらき方を選ぶことで、仕事の負担を軽減できる場合があります。
【この記事で分かること】
●対人恐怖症によって仕事で生じやすい困りごと
●対人恐怖症の症状がある方に向いている仕事・職場環境
●仕事の負担を抑える対処法や就労移行支援の活用方法
目次
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・対人恐怖症とは
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・対人恐怖症と社交不安障害(SAD)の関係
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└仕事で症状が出やすい場面と身体反応
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・対人恐怖症で仕事に生じやすい困りごと
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└対人恐怖症の症状がある方が感じやすい悩み
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・対人恐怖症の症状がある方に向いている仕事・職場環境
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└対人恐怖症の症状がある方に向いている仕事の例(職種一覧表)
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└対人恐怖症の症状がある方がはたらきやすい職場環境の特徴
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└在宅勤務は対人恐怖症の症状がある方に向いている?
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└負担が大きくなりやすい仕事の例
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・負担をおさえてはたらくための対処法
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└今の職場でできる工夫(場面別)
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└セルフケアと受診・治療
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└一人で抱え込まない相談先
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・今の仕事を「続けるか・変えるか」で迷ったときは?
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└就労移行支援という選択肢
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└就労移行支援を活用し、就職につながった事例
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・対人恐怖症の症状がある方の仕事に関するよくある質問
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└Q. 今の仕事を続けるべきか迷ったときはどうすれば良いでしょうか?
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└Q. 対人恐怖症で障害者雇用は利用できますか?
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└Q. 対人恐怖症で障害者手帳は取得できますか?
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└Q. 仕事に行くのが怖くて出勤できない場合は、どうすれば良いですか?
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・対人恐怖症の症状がある方は就労移行支援事業所「ミラトレ」にご相談ください
対人恐怖症とは
仕事では、電話対応や会議、報告、雑談など日常的なコミュニケーションが大きな負担になることがあります。
対人恐怖症と社交不安障害(SAD)の関係
※関連記事「人の視線が怖いのは病気?社交不安障害の症状と対処法を解説」
仕事で症状が出やすい場面と身体反応
治療には薬物療法や認知行動療法などがあり、仕事や生活に支障が出ている場合は一人で抱え込まず医療機関へ相談することも大切です。
対人恐怖症で仕事に生じやすい困りごと
- 感情・体調の変化
●電話対応:周囲に聞かれる緊張、言葉が出ない
●会議・プレゼン:発言の順番が回る恐怖、声の震え
●報連相:上司にどう思われるかが気になり相談できない
●雑談:輪に入れず孤立感、休憩時間が苦痛
●接客・来客対応:視線・評価への過敏
対人恐怖症の症状がある方が感じやすい悩み
対人恐怖症の症状がある方に向いている仕事・職場環境
| あなたに合うはたらき方チェック | |
|---|---|
| 苦手・負担を感じやすい場面 | |
| □ | 電話対応に苦手意識がある |
| □ | 会議やミーティングで発言するときに緊張する |
| □ | 人の視線が気になり、集中しづらい |
| 希望するはたらき方 | |
| □ | 一人で集中して進められる仕事が好き |
| □ | 在宅・リモートワークに興味がある |
| □ | 就職後も相談できるサポートがあると安心 |
当てはまる項目が多い方は、仕事内容そのものより「はたらき方や職場環境」を見直すことで、負担が軽くなる可能性があります。次に、向いている仕事・職場環境の具体例を見ていきましょう。
対人恐怖症の症状がある方に向いている仕事の例(職種一覧表)
| 職種例 | 向いている理由 |
|---|---|
| データ入力・事務補助 | 対人対応が少なく、一人で集中して進められる |
| ITエンジニア(テスト・チェック業務) | 相手が固定されやすく、チャットでのやり取りが中心になりやすい |
| Webライティング・Web制作補助 | 在宅・非対面での作業が可能な場合が多い |
| 軽作業・清掃 | 会話を要する場面が比較的少ない |
| 倉庫・物流 | 決まった作業を自分のペースで進めやすい |
| 経理 | 定型業務が多く、対応する相手が限定されやすい |
同じ職種であっても職場によって対人対応の量や雰囲気は大きく異なります。職種名だけで判断しないようにしましょう。
対人恐怖症の症状がある方がはたらきやすい職場環境の特徴
- ●対人接触が比較的少ない
●関わる相手や担当業務がある程度固定されている
●自分のペースで進めやすい
●コミュニケーションがチャット・メール中心
●障害や症状への理解があり、必要な配慮を相談できる
在宅勤務は対人恐怖症の症状がある方に向いている?
負担が大きくなりやすい仕事の例
- 仕事例
●不特定多数への接客
●コールセンターなど電話対応中心の仕事
●人前で発表する機会が多い仕事
●臨機応変な対応が求められる仕事
●異動・転勤が多い仕事
負担をおさえてはたらくための対処法
今の職場でできる工夫(場面別)
- 職場でできる工夫
●電話対応:よく使う言い回しをメモして手元に置き、その場で回答が難しい場合は折り返しを活用する
●会議:発言内容を事前にメモし、結論から簡潔に伝える
●報連相:相談する時間やタイミングを決め、必要に応じてチャットやメールを活用する
セルフケアと受診・治療
※参照:厚生労働省「不安障害」
一人で抱え込まない相談先
- 相談先
●主治医・医療機関:症状や治療について相談する
●会社の産業医・人事:業務内容や職場で受けられる配慮について相談する
●地域の相談窓口:生活や仕事に関する悩みについて相談する
●就労移行支援事業所:就職に向けた準備や就職活動、職場定着などの支援について相談する
今の仕事を「続けるか・変えるか」で迷ったときは?
就労移行支援という選択肢
対人恐怖症の症状がある方にとっては、SST(ソーシャルスキルトレーニング)を通じてコミュニケーションを段階的に練習できる点、体調や生活リズムを整える支援を受けられる点、模擬的な職場環境で実践しながら準備できる点、就職後も定着支援を受けられる点などが役立ちます。
※関連記事「就労移行支援とは」
就労移行支援を活用し、就職につながった事例
対人恐怖症の症状がある方の仕事に関するよくある質問
Q. 今の仕事を続けるべきか迷ったときはどうすれば良いでしょうか?
Q. 対人恐怖症で障害者雇用は利用できますか?
Q. 対人恐怖症で障害者手帳は取得できますか?
Q. 仕事に行くのが怖くて出勤できない場合は、どうすれば良いですか?
対人恐怖症の症状がある方は就労移行支援事業所「ミラトレ」にご相談ください
就労移行支援「ミラトレ」では、コミュニケーションスキルの練習だけでなく、実際の職場を想定した擬似就労を通じて、仕事での対人コミュニケーションや報連相を実践的に学ぶことができます。また、一人ひとりの特性や不安に合わせて就職活動のサポートや就職後の定着支援も行っています。
「就職すること」だけでなく、「安心して長くはたらき続けること」を見据えて準備できることが、ミラトレの特徴です。サポート内容が気になる方は、無料の資料請求・見学も行っております。まずはお気軽にご相談ください。
監修者:戸田 幸裕(とだ ゆきひろ)
パーソルダイバース株式会社 人材ソリューション本部 事業戦略部 ゼネラルマネジャー
上智大学総合人間科学部社会学科卒業後、損害保険会社にて法人営業、官公庁向け営業に従事。2012年、インテリジェンス(現パーソルキャリア)へ入社し、障害者専門のキャリアアドバイザーとして求職者の転職・就職支援に携わったのち、パーソルチャレンジ(現パーソルダイバース)へ。2017年より法人営業部門のマネジャーとして約500社の採用支援に従事。その後インサイドセールス、障害のある新卒学生向けの就職支援の責任者を経て、2024年より現職。
【保有資格】
■国家資格キャリアコンサルタント
■障害者職業生活相談員
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