ミラトレノート
就労移行支援の
基礎
知識

ADHDと診断を受けた、あるいは診断を検討している方の中には、「障害者手帳を取得することで生活やはたらき方はどう変わるのか」「そもそも取得できるのか」という疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。手帳を持つことへの期待と、「もらえなかったらどうしよう」「本当に取得すべきなのか」という不安が交錯し、なかなか一歩を踏み出せないというケースは少なくありません。
本記事では、ADHDにおける障害者手帳の取得可否やメリット、注意点、そして取得後のはたらき方について解説します。
【この記事で分かること】
●ADHDで障害者手帳を取得できるかどうか
●障害者手帳がもらえない場合の主な理由
●障害者手帳を取得することで得られるメリットと注意点
●障害者手帳取得後のはたらき方と、活用できる支援サービス
目次
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・ADHDで障害者手帳はもらえる?
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└精神障害者保健福祉手帳の等級と判定基準
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・ADHDで障害者手帳をもらえない場合はある?
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└医師の確定診断がない
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└初診日から6カ月以上経過していない
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・障害者雇用枠に応募できる
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└税金控除、医療費助成などを受けられる
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└障害のある方向けの割引制度を利用できる
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・障害者手帳の取得にデメリットはある?
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└周囲への開示義務はない
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└2年ごとの更新がある
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・障害者手帳取得後のはたらき方と就労移行支援
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・ADHDの特性がある方の障害者手帳取得に関するよくある質問
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└Q. 障害者手帳を途中で返納することは可能ですか?
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└Q. 障害者手帳がないと就労移行支援は利用できませんか?
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・ADHDの手帳取得についてお悩みの場合は就労移行支援事業所「ミラトレ」に相談しよう
ADHDで障害者手帳はもらえる?
障害者手帳には「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」の3種類があり、ADHDの場合は精神障害者保健福祉手帳が取得対象となります。また、知的障害を伴う場合には、療育手帳を取得することもできます。
精神障害者保健福祉手帳の等級と判定基準
| 等級 | 障害の状態 |
|---|---|
| 1級 | 精神障害により、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの |
| 2級 | 精神障害により、日常生活が著しい制限を受けるか、または日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの |
| 3級 | 精神障害により、日常生活もしくは社会生活が制限を受けるか、または日常生活もしくは社会生活に制限を加えることを必要とする程度のもの |
※参考:厚生労働省「精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準について」
※関連記事「精神障害者保健福祉手帳とは?申請方法からメリットまでを解説いて」
※関連記事「療育手帳とは?申請方法やメリット・デメリット、受けられるサービスについて解説します!」
ADHDで障害者手帳をもらえない場合はある?
医師の確定診断がない
※関連記事「大人の発達障害グレーゾーンとは?困りごとへの対処や仕事探しのポイント」
初診日から6カ月以上経過していない
ADHDで障害者手帳はもらうべき?取得のメリットとは
一方、取得することで得られるメリットは多岐にわたります。主なメリットは以下のとおりです。
- 取得メリット
●障害者雇用枠に応募できる
●税金控除や医療費助成などを受けられる
●障害のある方向けの割引制度を利用できる
障害者雇用枠に応募できる
税金控除、医療費助成などを受けられる
また、所得税や住民税では「障害者控除」の対象となり、税負担の軽減にもつながります。具体的な控除額は所得や等級によって異なりますが、経済的な負担が軽減される場合があります。
障害のある方向けの割引制度を利用できる
※関連記事「精解説精神障害者保健福祉手帳2級を取得するメリットとは?控除や利用できるサービスを詳しく解説」
※関連記事「精神障害者保健福祉手帳3級を取得するメリットは?受けられるサービスや控除を解説」
障害者手帳の取得にデメリットはある?
周囲への開示義務はない
2年ごとの更新がある
また、更新時の再判定の結果によっては、等級が変更される場合もあります。症状の変化によって等級が上がることも下がることもあるため、その点についても把握しておきましょう。
障害者手帳取得後のはたらき方と就労移行支援
ADHDの特性がある方が障害者手帳を取得した場合、障害者雇用枠への応募が可能になります。障害者雇用枠では、職場から合理的配慮を受けながらはたらき続けやすい環境を整えられる点が特徴です。応募先の選択肢が広がることで、自分に合った職場環境を見つけやすくなるというメリットもあります。
一方、手帳を取得した後も一般雇用枠ではたらき続けることも可能です。実際に、手帳を取得した後も一般雇用枠のまま在籍し、職場へ合理的配慮を求めながらはたらき続けるケースも多くみられます。
「自分に合う仕事がなかなか見つからない」「新しい職場で続けていけるか不安」という方には、就労移行支援事業所を活用する方法もあります。就労移行支援とは、障害がある方が一般企業への就職を目指す際に、必要な知識やスキルの習得、応募書類の作成サポート、面接練習、就職後のフォローアップなど、包括的な支援を受けられる福祉サービスです。
就労移行支援事業所「ミラトレ」では、ADHDをはじめとした発達障害がある方の就職をトータルでサポートしています。手帳取得に関するご相談も承っておりますので、はたらき方にお悩みの方はお気軽にご連絡ください。
ADHDの特性がある方の障害者手帳取得に関するよくある質問
Q. 障害者手帳を途中で返納することは可能ですか?
Q. 障害者手帳がないと就労移行支援は利用できませんか?
ADHDの手帳取得についてお悩みの場合は就労移行支援事業所「ミラトレ」に相談しよう
ミラトレでは、手帳の取得に関するご相談やサポートを行っており、専門のスタッフが丁寧に対応いたします。「手帳の取得を検討しているが、何から始めればいいかわからない」「はたらき方を見直したい」とお考えの場合は、就労移行支援事業所「ミラトレ」にお気軽にご相談ください。
監修者:戸田 幸裕(とだ ゆきひろ)
パーソルダイバース株式会社 人材ソリューション本部 事業戦略部 ゼネラルマネジャー
上智大学総合人間科学部社会学科卒業後、損害保険会社にて法人営業、官公庁向け営業に従事。2012年、インテリジェンス(現パーソルキャリア)へ入社し、障害者専門のキャリアアドバイザーとして求職者の転職・就職支援に携わったのち、パーソルチャレンジ(現パーソルダイバース)へ。2017年より法人営業部門のマネジャーとして約500社の採用支援に従事。その後インサイドセールス、障害のある新卒学生向けの就職支援の責任者を経て、2024年より現職。
【保有資格】
■国家資格キャリアコンサルタント
■障害者職業生活相談員
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